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大腸がんの患者様へ、プラスアルファの最先端がん治療

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大腸がんの患者様へ、プラスアルファの最先端がん治療

樹状細胞がんワクチン療法
アイマックスがん治療


大腸がんの症例報告
再発・転移をおこした大腸がんで、抗がん剤の副作用が強くて、治療を断念していた症例です。 樹状細胞がんワクチン療法によってがんの縮小顕著な痛みの軽減を認めました。

赤い円で囲まれて光っているところところが、再発大腸がんです。樹状細胞がんワクチン療法後に顕著ながんの縮小を認めました。治療後の画像では、光っているところは消失し、その部分の痛みも改善しました。(PET-CT画像)

大腸がんPET-CT画像

大腸癌(直腸癌)に対する放射線免疫療法
※姉妹クリニック(セレンクリニック)における症例報告より

局所再発および肺転移を有する進行大腸癌/直腸癌(ステージⅣ)の患者様に対して、最先端の放射線治療である定位照射(定位放射線照射。高い精度で癌の部分だけに集中して放射線照射する)と特異的がん免疫療法(樹状細胞療法)との併用で、癌の消失または縮小、ならびに癌性疼痛の緩和などのQOLの著しい改善を認めた症例

Introduction
癌の標準治療(手術、化学療法、放射線療法を用いた保険に適応になっている標準的な癌治療)が無効であった進行大腸癌/直腸癌は、一般的には他の治療の選択肢が無いのが現状である。
本症例は、副作用のため抗癌剤治療を拒否し、標準治療の選択肢がなくなった、局所再発、骨盤内リンパ節転移、ならびに多発肺転移を認めた進行大腸癌/直腸癌の患者様である。連携する医療機関において、定位照射(定位放射線照射)で癌をアポトーシスに誘導した後に特異的がん免疫療法(樹状細胞療法)を開始、局所再発部位および骨盤内リンパ節の消失または縮小、癌性疼痛の緩和などQOLの著しい改善を認めた。


Case
60歳代女性。家族歴は特記すべきことなし。

2003年9月町の癌検診で、大腸癌/直腸癌を指摘される。
2003年10月S病院にて腫瘍摘出術。術後に、抗癌剤治療(UFT+少量CPT11)を施行。
2005年12月右側下肢神経痛出現。CT、MRI上、大腸癌/直腸癌の局所再発、肺への転移を指摘される。抗癌剤治療を行うも、副作用が強く治療を断念。
2006年1月知人から、特異的がん免疫療法(樹状細胞療法)を目的に姉妹クリニックを紹介される。この時、局所再発による右側下肢疼痛により歩行困難、その他強い倦怠感を認めているという状態であった(PS1※)。

2006年3月特異的がん免疫療法(樹状細胞療法)を行うための準備として成分採血を行い、樹状細胞の培養を開始した。
2006年4月癌の局所再発部位と骨盤内リンパ節転移部位に定位照射(定位放射線照射)を施行。
2006年4月樹状細胞療法を開始。協力医療機関にて、CTガイド下で局所再発部位に対して樹状細胞を投与。計4回樹状細胞療法実施した。

大腸癌/直腸癌のPET-CT画像)

大腸癌・直腸癌のPET-CT画像

左図 2006.2 癌標的免疫療法(癌樹状細胞療法)実施前。
右図 2006.7 癌標的免疫療法(癌樹状細胞療法)終了後。癌の再発部位の消失。


Discussion
癌の部位に直接樹状細胞を注入し、そこで免疫反応を賦活させる樹状細胞療法(局所樹状細胞療法)は、生体内で、癌組織に特異的な細胞障害性T細胞(CTL)を誘導し、治療効果を得ようとする癌治療である。樹状細胞は癌に注入した後、近傍のリンパ節へ移動し、T細胞に抗原を提示する。T細胞はこれを認識し、CD8+T細胞はCTLに、CD4+T細胞はヘルパーT(Th)細胞に分化し癌組織を構成する細胞の拒絶に働く。

近年、患者様の末梢血より試験管内で樹状細胞を誘導する方法が確立され、樹状細胞療法は多くの施設で試みられる様になった。これまでの癌免疫療法の主流であった非特異的免疫療法(BRM療法、サイトカイン療法、活性化リンパ球療法など)と樹状細胞療法との大きな違いは、樹状細胞により癌組織に特異的な癌関連抗原を提示されたT細胞は、(1)認識した抗原特異的に殺細胞作用を発現する事、(2)全身に波及し遠隔部位の腫瘍にも効果を及ぼす事、(3)さらに重要なことは自己癌組織に含まれる患者様特有の癌関連抗原を記憶したT細胞による免疫学的監視機構により再発・後発転移の予防効果が期待できる事である。樹状細胞療法は、いわゆる自分の癌組織に対する効果的なワクチン療法といえる。

本症例の経過であるが、特異的がん免疫療法(樹状細胞療法)終了後のPET-CTにて、樹状細胞を投与した局所再発部位の癌は消失、樹状細胞を投与していない骨盤内リンパ節転移も消失した。また、腫瘍マーカーであるCEAは治療前18.4→治療後2.6と著明な低下を認めた。一方、肺転移はMixed Responseであった。

PS※については樹状細胞療法開始後、2006年5月頃より0となった。初診時には一人で来院するのが困難である状況であったが、治療開始以降、全身状態は著しく改善し、下肢の癌性疼痛も消失、通常歩行が可能となり、一人で通院することがまったく問題なくなるまで改善した。樹状細胞療法による副作用は、注入部の炎症による痛みの他、特に大きな副作用は認められなかった。樹状細胞療法終了後も、大腸癌/直腸癌の進行及び再発は良好にコントロールされており、日常生活に何の支障もなく、外来フォローアップされている。
以上、本症例は放射線療法と特異的がん免疫療法(樹状細胞療法)を併用することにより、副作用を最小限に抑え、また双方の治療の強みを発揮することができた一例である。

※PS : パフォーマンスステイタス
患者様の全身状態の指標。0(無症状・社会生活可能)-4(終日就寝・介助が必要)まで分けられており、進行癌の予後(病気に罹った後の経過)に関係する要素となっています。


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