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膀胱がんの患者様へ、プラスアルファの最先端がん治療

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膀胱がんの患者様へ、プラスアルファの最先端がん治療
樹状細胞がんワクチン療法
アイマックスがん治療

膀胱がんの症例報告
手術後に再発した膀胱がんで、多発リンパ節転移を認めた症例です。抗がん剤や放射線治療を行いましたが、効果を認めなかった患者様に対して、放射線療法を併用した樹状細胞がんワクチン療法を実施したところ、多発転移部位の縮小と消失を認めました。

円で囲まれて光っているところところが、膀胱がんの転移です。独自の放射線療法+樹状細胞がんワクチン療法後に顕著ながんの縮小を認めました。(PET-CT画像)

膀胱がんPET-CT画像001

膀胱がんに対する放射線免疫療法症例報告
樹状細胞がんワクチン療法+放射線治療
※姉妹クリニック(セレンクリニック)における症例報告より

膀胱がんの症例報告
膀胱がんの診断のもと、膀胱全摘出術後に、多発性のリンパ節転移を認め、放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)も行ったが効果なく、標準治療の選択肢がなくなってしまった患者様に対して、最先端の放射線治療である定位的放射線照射(高い精度でがんの部分だけに集中して放射線を照射するピンポイント放射線照射)と樹状細胞がんワクチン療法との併用で、樹状細胞投与部位のみならず、非投与部位の腫瘍の消失・縮小も認めた症例。

膀胱がんPET-CT画像002

Introduction
手術後再発し、放射線、化学療法も効果がなかった進行膀胱がんは、一般的には他の治療の選択肢がなく、予後が悪いと言われている。
膀胱全摘出術施行後、多発性にリンパ節転移を認め、放射線治療、化学療法も行なったが効果なく、標準治療の選択肢がなくなった膀胱がんの患者様で、ピンポイントの放射線照射で、周囲の正常組織を破壊せず、免疫力を落とすことなく、がん細胞のみを弱らせた後、当院の姉妹クリニックで樹状細胞がんワクチン療法を施行し、樹状細胞局所投与部位のみならず、非投与部位の腫瘍も消失あるいは著しい縮小効果が認められた症例を報告する。

Case
40歳代、男性。
診断名 : 膀胱がん術後、多発性リンパ節転移。
既往歴 : 特記事項なし。家族歴:特記事項なし。

2002年7月 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)(pT2,G3-G2、浸潤性)
     8月 膀胱全摘出術(移行上皮癌, pT3bNo)
2003年2月 骨盤内リンパ節再発のため化学療法(M-VAC)2クール
2004年3月 左右外腸骨領域リンパ節 直径30mm
     4月 通常の放射線治療(領域照射)40グレイ/20回
     8月 定位的放射線照射 21グレイ/3回
2005年10月 化学療法(タキソテール+ユーエフティー)2ヶ月
2006年7月 PET-CTにて傍大動脈領域リンパ節、左内腸骨リンパ節、左外 腸骨リンパ節に転移を認め、樹状細胞療法の併用を希望して姉妹クリニックに来院した。
2006年9月 左内腸骨リンパ節転移巣にピンポイント放射線照射、
    10月 同リンパ節転移に対して局所樹状細胞がんワクチン療法(2週に1回x4回)施行

12月撮影のPET-CTにて、局所投与部位のみならず、傍大動脈/左外腸骨の各領域のリンパ節転移巣の消失、縮小効果が認められた。
同治療法が局所投与した部位のみならず、他の部位の腫瘍に対しても効果を発揮する可能性がある事が明らかになった。
副作用は局注部位の疼痛のみで、消炎鎮痛剤でコントロール可能であった。
同治療法が標準治療無効の難治性膀胱癌において、安全かつ有効な治療法となる可能性が強く示唆された。

Discussion
局所樹状細胞がんワクチン療法とは?
がん組織の局所に注入された樹状細胞は、がん細胞を取り込み、そのがんの印(がん抗原)をリンパ球(がんを攻撃する兵隊)に教える。がんの印を教えられたリンパ球は、全身を廻り、樹状細胞を注入されたがん組織のみならず、転移したがん組織も攻撃することが出来る。
ここで、がん組織中に注入された樹状細胞が効率良く、がん細胞を取り込むためには、がん細胞が傷ついている、あるいは一部死んでいることが必要である。その為に、このケースでは、最新のピンポイント放射線照射を行った。通常の放射線治療においては、周囲の正常組織も破壊してしまい、その結果がん組織の周りの免疫力を著しく低下させてしまうことから、樹状細胞が効果的に働かなくなる危険性をはらんでいる。

本症例では、ピンポイント放射線照射により、周囲正常組織をほとんど傷つけることなくがん細胞のみを弱らせておき、その部位に樹状細胞を局所投与した。投与された樹状細胞は弱ったがん細胞を取り込み、上記の如くリンパ球にがんの印を覚えさせ、相手(がん)の印を覚えたリンパ球が、全身を廻って、他の転移腫瘍にも効果を及ぼしたものと考えられた。
通常放射線治療は同一部位に一回しかできないと考えられている。しかし、樹状細胞がんワクチン療法と併用する場合は、放射線のみでがんを完全に消滅させる必要はなく、「ある程度」弱らせれば良い。そのため、過去に放射線治療を受けていても、再照射が可能であるということも、この放射線免疫療法の強みである。
今回は、左内腸骨リンパ節の転移腫瘍に対して、CTガイド下に局所投与を行っている。このように、直視も触診も出来ないがんに対しても、CT,内視鏡、超音波等でガイドすることにより、安全性が確保できれば、局所投与が可能になった。この技術の発達も同治療において非常に重要である。

以上のように、当院の姉妹クリニックと提携の放射線治療医との共診で行なわれた、最新のピンポイント放射線治療+樹状細胞がんワクチン療法は、他治療無効、転移を有する進行した膀胱がんに対しても、極めて有益な治療法であったと考えられる。


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