Q&A
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の効果について教えてください。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けるためにはどのような準備が必要なのでしょうか?またどのような条件があるのでしょうか?
Q:自己のがん組織がない場合、樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けることはできないのでしょうか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けるために、がん組織はどのくらいの量が必要でしょうか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)にどのような治療を併用することが できますか?
Q:ミッドランドクリニックのがん免疫療法はどのくらいの期間かかるのですか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は何回ぐらい治療(投与)するのがいいのでしょうか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)に副作用はないのですか?
Q:メトロノーム化学療法について教えてください。
Q:アイマックスがん治療について教えてください。
Q:アイマックスがん治療に副作用はないのですか?
Q:がん免疫療法と抗がん剤治療との相性はよくないと聞いたことがありますが、ミッドランドクリニックが行っているがん免疫療法とメトロノーム化学療法との相性はどうなのでしょうか?
Q:メトロノーム化学療法に副作用はないのですか?
Q:ミッドランドクリニックでは入院治療を受けられますか?
Q:どんな種類のがんでもミッドランドクリニックのがん治療は受けられますか?
Q:どのような体調であればミッドランドクリニックのがん治療を受けることができますか?
Q:早期のがんでもミッドランドクリニックのがん治療を受けることができますか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は再発予防にも効果がありますか?
医療相談に関するご質問
抗がん剤などに関するご質問
治療費に関するご質問
細胞の品質についてのご質問
用語についてのご質問
がんの免疫についてのご質問
その他のご質問
Q:ミッドランドクリニックで行われているがん治療について教えてください。
Q:ミッドランドクリニックで行われているがん治療について教えてください。
〔回答〕
ミッドランドクリニックのがん治療は三つの治療で構成されています。国立大学で長年研究開発されてきたがん免疫療法(樹状細胞療法、樹状細胞がんワクチン療法)を中心に、低容量の抗がん剤を主体としたメトロノーム化学療法、そして局所制御力の高いがん治療(放射線療法など)を併用した独自の治療方法です。私たちは、これらを組み合わせた治療をアイマックスがん治療と呼んでいます。アイマックスがん治療とは、Immune function maximized cancer therapyの頭文字を取ってできた名称であり、免疫機能最大化がん治療という意味になります。上記の治療法に加えて、活性化リンパ球療法やBRM療法なども使用します。メトロノーム化学療法や放射線療法については、樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)と相性がいいような工夫がなされています。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の効果について教えてください。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の効果について教えてください。
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)には三つの方法があり、自己のがん組織を利用した樹状細胞療法(自己がん組織樹状細胞療法)、がんの特徴を持つ人工物質である人工抗原を利用した樹状細胞療法(人工抗原樹状細胞療法)、樹状細胞をがんの場所に直接注入する局所樹状細胞療法があります。当クリニックではいずれの治療も受けることが可能です。
自己がん組織樹状細胞療法と局所樹状細胞療法については、国立大学で臨床研究を行っており、臨床的に有益であることが証明されています。ミッドランドクリニックでは、それらの技術をさらに改良したものを導入しています。
自己がん組織樹状細胞療法の臨床研究では、すべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線治療)に無効であった悪性黒色腫(メラノーマ)および甲状腺がんを対象として約3割にがんの退縮や進行の停止を認めました。中にはこぶし大のがんがつぶれた症例も認めています。局所樹状細胞療法の臨床研究においても、自己がん組織樹状細胞療法と同様にすべてのがん治療に無効であった頭頸部のがんを対象にして実施されましたが、6症例に対してすべての症例でがんの退縮や進行の停止を認めました。これらはいずれも欧米の論文に掲載されており、科学的な裏付けされています。
一方、人工抗原樹状細胞療法は、世界で多く臨床研究が行われており、当クリニックにおいてもこれらの技術を導入しています。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けるためにはどのような準備が必要なので・・・
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けるためにはどのような準備が必要なのでしょうか?またどのような条件があるのでしょうか?
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)には三つの方法がありますが、それぞれに準備や条件が異なります。
一つは患者様のがん組織を利用した自己がん組織樹状細胞療法、二つめは人工抗原を利用した人工抗原樹状細胞療法、三つめは自己がん組織や人工抗原がない人に対して樹状細胞を癌に直接注入する局所樹状細胞療法です。
ミッドランドクリニックでは、手術で新鮮かつ清潔な状態のがん組織が取得できる場合、自己がん組織樹状細胞療法をお薦めしています。そのため手術前の患者様やがん組織を簡単に摘出できそうな患者様対しては、執刀される先生と調整して、大切ながん組織を本療法に用いるために確保・保管するように準備します。保管については当クリニックでプライベートがんバンクという自己がん組織を保管するサービスを行っておりますので、それをご利用ください。
次に自己のがん組織がない患者様に対しては、人工抗原を利用した樹状細胞療法ができるかどうかをいくつかの検査によって判断します。検査を行うために、以前に手術したときのがん組織の標本を使用する場合がありますので、可能であれば主治医の先生にその標本をお借りするようお願いします。
局所樹状細胞療法は上の二つの治療のような準備や条件の必要はありませんが、がんの場所が樹状細胞を直接注入できるような所に存在するかどうかが条件になります。樹状細胞を注入できるか否かの判断は、当クリニックの専門の医師が画像データをもとに判断します。
Q:自己のがん組織がない場合、樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けることはでき・・・
Q:自己のがん組織がない場合、樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けることはできないのでしょうか?
〔回答〕
自己がん組織が取得できない患者様の場合は、ペプチドなどの人工抗原(人工的に作製したがん特有の物質)を自己がん組織の代わりに用いてがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)を行うことができます。
ただし人工抗原の種類は限られており、すべての患者様がご利用できるとは限りません。また、人工抗原が患者様の体に合っているかどうかを詳しく調べる必要があります。
一方、局所樹状細胞療法は樹状細胞をがんの場所に直接注入する方法ですので、自己の癌組織がなくも、また人工抗原の適応にならなくてもできる可能性があります。しかしこの場合、がんの場所が直接注入できる場所にあるかどうかが問題になります。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けるために、がん組織はどのくらいの量が必要・・・
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を受けるために、がん組織はどのくらいの量が必要でしょうか?
〔回答〕
自己がん組織樹状細胞療法を1セット(樹状細胞を5回投与)以上の治療を行う場合、少なくとも小指の第一関節以上のがん組織を確保しておくことが望まれます(がん組織は多ければ多いほどよいので、可能な限り多くの量をもらうようにしてください)。
もし期待通りのがん組織が取れなかった場合、そのわずかながん組織を用いて人工抗原樹状細胞療法ができるかどうかの検査を行います。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)にどのような治療を併用することができますか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)にどのような治療を併用することができますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックでは樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の効果を高めるためにBRM(免疫機能補助)療法、活性化リンパ球療法、メトロノーム化学療法、放射線療法を併用しています。
Q:ミッドランドクリニックのがん免疫療法はどのくらいの期間かかるのですか?
Q:ミッドランドクリニックのがん免疫療法はどのくらいの期間かかるのですか?
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法):
ミッドランドクリニックで行われているがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)は、自己がん組織樹状細胞療法および人工抗原樹状細胞療法の場合、5~7回の投与を1セットという単位で治療を行っています。一方、局所樹状細胞療法の場合は、1セットは4回の投与になります。
まずはじめにアフェレーシスという特殊な採血によって樹状細胞のもととなる細胞を採取し、その細胞を約2週間かけて培養調整します。できあがった樹状細胞は基本的に2週間間隔で投与します。したがって、患者様の体調や現在進行中のがん治療とのスケジュールにもよりますが、樹状細胞の投与開始から1セット終了までに 2ヶ月半程度かかります。
局所樹状細胞療法の場合は、本療法を開始する(投与する)前に局所のがん治療(放射線療法や温熱療法など)を行う場合があるため、それが終了した後に治療が始まります。
活性化リンパ球療法(LAK療法):
活性化リンパ球療法は末梢血からの採血によってリンパ球を採取し、それを約2週間かけて培養調整し、患者様に戻します。活性化リンパ球の投与も基本的に2週間の間隔で行います。治療期間は、特に治療に期間はございません。
BRM(免疫機能補助)療法:
BRM療法については特に治療の期間はございません。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は何回ぐらい治療(投与)するのがいいのでしょうか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は何回ぐらい治療(投与)するのがいいのでしょうか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックの技術のもととなっている国立大学における臨床経験によりますと、樹状細胞の投与は治療回数を重ねることによって徐々に免疫反応が出てくることがわかっています。
当クリニックでは1セット終了した時点で、PET-CTなどで腫瘍のサイズや転移の状況や、患者様のお体の状態(注射した場所に免疫反応が出ているかなど)を観察しながら、2セット目を行うかどうか決めていきます。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)に副作用はないのですか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)に副作用はないのですか?
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の副作用はその種類によって異なります。基本的には樹状細胞を体の中に戻すことによっておこる重篤な副作用はこれまで報告されていません。
採血時の副作用:
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を行う前に、アフェレーシスという専用の採血装置を用いて患者様の血液から樹状細胞のもととなる細胞を取り出しますが、その際の副作用として口の回りや手足のしびれなどが起こることがあります。これは血液を固まりにくくする薬によっておきる血中カルシウム低下によるものですので、カルシウムを補給することですぐに改善します。
治療時の副作用:
樹状細胞療法のうち自己がん組織樹状細胞療法および人工抗原樹状細胞療法の場合、発熱また注射部位の発赤を認めることがあります。以外に特に心配される副作用はありません。局所樹状細胞療法の場合、がんの場所に注射針で直接樹状細胞を注入するため、注射による副作用(合併症)の可能性があります。また発熱や注射部位の炎症による痛みを認める場合があります。
Q:メトロノーム化学療法について教えてください。
Q:メトロノーム化学療法について教えてください。
〔回答〕
メトロノーム化学療法とは、副作用が出るような抗がん剤の投与量で無理にがんを消そうとするのではなく、副作用の出ない抗がん剤の量でがんをコントロールしていくことを目的とした体にやさしい抗がん剤治療です。メトロノーム化学療法の特徴は一言でいうと「継続」です。これまでの抗がん剤の治療は、投与量が患者様にとって苦しいとか危険ということがあり、なかなか継続できないという問題点がありました。メトロノーム化学療法では、体にやさしい量の抗がん剤を継続することで延命を期待します。もちろん、がんを消したり、または小さくしなくてもいいというわけではありませんが、小さくならなくてもいいから、がんをコントロールすることによって、結果としてQOL(生活の質)や延命効果を得ることができるのです。抗がん剤治療を長く続けることが延命にとっては大切だということです。
Q:アイマックスがん治療について教えてください。
Q:アイマックスがん治療について教えてください。
〔回答〕
アイマックスがん治療とは、Immune function maximized cancer therapy(免疫機能最大化がん治療)から由来し、新世代のがん免疫療法である樹状細胞療法を中心に、放射線療法(低侵襲放射線療法)、化学療法(メトロノーム化学療法)等を組み合わせることで、患者の免疫機能を最適化・最大化させて、効率よくがんを攻撃することを目指す、ミッドランドクリニックの最先端がん治療プロトコール(計画)をいいます。
組み合わせるそれぞれの治療法はほとんど副作用がないため、患者のQOL(生活の質)向上を目指すことができる。
Q:アイマックスがん治療に副作用はないのですか?
Q:アイマックスがん治療に副作用はないのですか?
〔回答〕
アイマックスがん治療は、がん免疫療法、放射線療法(低侵襲放射線療法)、化学療法(メトロノーム化学療法)等、副作用の少ない最新日療法を組み合わせています。そのため、標準治療に比較して副作用はほとんど軽微になります。
Q:がん免疫療法と抗がん剤治療との相性はよくないと聞いたことがありますが、ミッドランドクリ・・・
Q:がん免疫療法と抗がん剤治療との相性はよくないと聞いたことがありますが、ミッドランドクリニックが行っているがん免疫療法とメトロノーム化学療法との相性はどうなのでしょうか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックの抗がん剤治療は、通常の抗がん剤治療ではなく、体にやさしい抗がん剤治療であるメトロノーム化学療法です。通常の抗がん剤治療ですと、一時的に免疫機能を低下させてしまうためがん免疫療法との相性はよくありません。したがって、もし通常の抗がん剤治療を行っている場合は、スケジュールをうまく調整してがん免疫療法と併用するか、または抗がん剤治療が終了してからがん免疫療法を開始します。
当クリニックのメトロノーム化学療法は、免疫機能を低下させない抗がん剤投与量の設定をしていますので、がん免疫療法と併用することについてはなんら心配ございません。むしろ、抗がん剤の種類によっては、がん免疫療法の力をサポートする薬剤があることも論文で報告されています。
Q:メトロノーム化学療法に副作用はないのですか?
Q:メトロノーム化学療法に副作用はないのですか?
〔回答〕
メトロノーム化学療法は、体にやさしい抗がん剤治療です。基本的に副作用が出ないように投与量を設定していますのでほとんど副作用の心配はありません。しかし、抗がん剤の感受性はどうしても個人差があることや、長い間の服用になりますので、低用量でもまれに白血球低下などの副作用がおきる場合はあります。
Q:ミッドランドクリニックでは入院治療を受けられますか?
Q:ミッドランドクリニックでは入院治療を受けられますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックでは入院治療は行っておりません。すべて外来診療になります。
現在ご入院中の病院からミッドランドクリニックまで通院できる場合は、入院先の主治医の協力があればミッドランドクリニックで治療を行うことは可能です。主治医に当クリニックのがん治療についてご相談ください。
Q:どんな種類のがんでもミッドランドクリニックのがん治療は受けられますか?
Q:どんな種類のがんでもミッドランドクリニックのがん治療は受けられますか?
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は、さまざまながんに対して臨床研究が行われています。したがってほとんどのがんで対応が可能ですが、一部のがんには対応できない可能性がありますのでご相談ください。
活性化リンパ球療法(LAK療法)やBRM(免疫機能補助)療法のような通常の免疫療法やメトロノーム化学療法も同様に、血液のがんなど一部のがんには対応できない可能性があります。
Q:どのような体調であればミッドランドクリニックのがん治療を受けることができますか?
Q:どのような体調であればミッドランドクリニックのがん治療を受けることができますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックは外来診療のみですので、基本的に全身状態が良好な患者様が対象になります。治療を受けるに際しての適応基準は、基本的に以下のように設けております。
ミッドランドクリニックの適応基準
* ある程度、食事が摂れる。
* 自分で身の回りのことができる。
* 歩行が可能で、無理なく来院できる。
Q:早期のがんでもミッドランドクリニックのがん治療を受けることができますか?
Q:早期のがんでもミッドランドクリニックのがん治療を受けることができますか?
〔回答〕
早期のがんでも、標準治療に併用したり、標準治療終了後にがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)を行うことは患者様にとって有益であると考えられます。特に早期ではあるが、悪性度の高いがん種(例えば肺がんや膵がんなど)については良い適応になるのではないかと考えられます。また、活性化リンパ球療法については術後の再発予防に良いという報告もあります。
一方、BRM(免疫機能補助)療法は、体の中の免疫環境を改善するという働きがありますので、定期的に本療法を行っていくということも良いのではないかと考えられます。
いずれにしましても、樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を行う場合は、手術の際に自己がん組織を保管しておくことが望まれます。自己がん組織保管サービスについては、ミッドランドクリニックのプライベートがんバンクをご利用ください。
※メトロノーム化学療法は進行がん・末期がんの患者様のみが対象となります。
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は再発予防にも効果がありますか?
Q:樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は再発予防にも効果がありますか?
〔回答〕
手術後の転移・再発の予防に樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を用いることは患者様にとって有益であると考えられます。これまで世界で行われている樹状細胞療法の臨床研究では、主に再発や転移をしている進行がん・末期がんを対象として行われていますが、これらで確認された抗がん作用は、再発予防に重要なミクロのがんに対しても免疫学的に同様に作用すると考えられるためです。
したがって、もしがんの手術後にミクロなレベルで残存していると考えられるがんを対して樹状細胞療法を行うことにより、がんの転移・再発を減らす、あるいは予防できる可能性が十分あるといえます。
医療相談に関するご質問
Q:ミッドランドクリニックのがん治療を受けるための準備について教えてください。
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)を行うにあたって、患者様の正確な診療情報が必要です。
これまでのがん治療経過や内容については、必ずしも患者様やご家族が正確に理解されているとは限りませんので、ミッドランドクリニックのがん治療を検討するためには、主治医の紹介状(診療情報提供書)をもとに当クリニックの治療を検討していきます。
また、主治医に対してもミッドランドクリニックのがん治療、主として樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の内容をよく説明し、ご理解いただくことが大切です。主治医には、現在お受けになっている治療(標準治療)を中止するわけではなく、その治療はそのまま継続し、追加治療としてミッドランドクリニックのがん治療を希望することをお伝えください。
どうしても紹介状(診療情報提供書)が頂けない場合や主治医の理解が得られない場合は、当クリニックの診察の際にご相談ください。
また、主治医に対する説明用の資料や必要な書類はこちらで準備しておりますので、お気軽にお申しつけください。
Q:電話での診療に関する具体的な相談・質問は可能ですか?
〔回答〕
遠方の患者様などの場合、ご来院いただく前に電話で一般的なご相談もしくはご質問をお受けすることは可能です。スムーズにミッドランドクリニックのがん治療に導入できるような体制を心がけておりますので、お気軽にご連絡ください。
なお、具体的な治療計画については、誤解を生じないためにも、ご来院いただいて直接お話しすることをお勧めします。
Q:家族のことで医療相談に伺うことは可能ですか?
〔回答〕
もちろんご家族だけの医療相談も可能です。
ミッドランドクリニックでは、初回の医療相談時に担当医師が当クリニックのがん治療について十分な説明を行います。
一般的な説明であれば、必ずしも患者様の正確な医療情報は必要ありませんが、具体的な患者様個人の治療法方針についてお知りになりたい場合は、主治医からの紹介状(診療情報提供書)が必須となります。
Q:ミッドランドクリニックで保険診療を受けることはできますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックは自由診療専門のクリニックですので、保険診療を受けることはできません。
Q:セカンドオピニオンは行っていますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックではがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)を中心に、広くがん治療のセカンドオピニオンを行っております。未承認薬に対するセカンドオピニオンも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
Q:現在行っているがん治療(標準治療)は中止しなくてもいいですか?
〔回答〕
現在行っているがん治療(標準治療)はそのまま継続することをお勧めします。ミッドランドクリニックでは、標準治療に樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)をはじめとしたがん治療をどのように併用するか、または標準治療終了後、どのようなタイミングで当クリニックのがん治療を開始するかを、患者様の診療情報をもとに計画します。
Q:主治医とのコミュニケーション(やりとり)はしてもらえるのでしょうか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックのスタッフが、責任を持って主治医に樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)をはじめとする当クリニックのがん治療の説明を行い、治療導入に向けて調整いたします。
抗がん剤などに関するご質問
Q:抗がん剤や放射線療法は副作用が強いのでできれば受けたくないのですが、がん免疫療法だけでがんを治療することができますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックで導入している樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は、これまで国立大学で、手術、抗がん剤、放射線療法いずれも効果がなかった末期の悪性黒色腫(メラノーマ)および甲状腺がんを対象に行われ、約3割にがん対する効果(退縮、進行の停止)を認めました。
したがって、がん免疫療法だけでも治療できる可能性はありますが、最近の研究によりますと、時と場合によってはがん免疫療法と抗がん剤や放射線療法との相性が良いケースがあることがわかってきました。ですので、うまくこれらの治療と合わせることによって、より良い結果が期待できる可能性があります。決して抗がん剤や放射線療法は受けないというのではなく、うまく併用することが賢明だと思います。
当クリニックでは、がん免疫療法、抗がん剤、放射線療法を統合した独自のがん治療計画、アイマックスがん治療をご提案しております。
Q:現在抗がん剤治療を受けています。ミッドランドのがん免疫療法は受けられますか?
〔回答〕
抗がん剤との併用は可能です。しかし、樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)の場合は、体の中で免疫を活性化する働きがあるので、抗がん剤との併用のタイミングは慎重に行わなければなればなりません。一方、通常のがん免疫療法である、活性化リンパ球療法(LAK療法)やBRM(免疫機能補助)療法は、それほど心配はないと考えられます。
ミッドランドクリニックでは抗がん剤と併用する場合、がん免疫療法の開始時期など患者様に合った治療計画を提案いたします。
治療費に関するご質問
Q:ミッドランドクリニックの治療費について教えてください。
〔回答〕
■初診料■
| 初診料 | 10,500円(うち消費税額500円) |
|---|
■樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)■
| 治療費( 1回あたり ) | 210,000円(うち消費税10,000円)~ |
|---|
・ミッドランドクリニックの樹状細胞療法の特徴
当クリニックの樹状細胞療法は、既に国立大学で実証された療法です。欧米の学術論文の厳しい審査を経た、科学的信頼性の高い確かな技術を導入しています。
・特許技術:
がん組織を確保できない患者様に対しては、樹状細胞療法開発企業テラ㈱と提携している医療機関でなければ受けることができない(特許技術)、当クリニックだけの樹状細胞療法を提供しています。
・治療は学術論文(科学的な根拠)に基づいて5-7回の治療(: 1セット)を提供しています。
・1セットにつき1回の成分採血(アフェレーシス)を行います。
・患者様の細胞の状態によりますが、1セットで5-7回の治療を行います。1セットの治療費は1,470,000円~になります。
・人工抗原樹状細胞療法を行う場合、上記料金のほかに別途費用が必要になります。
・局所樹状細胞療法の費用については別途ご相談ください。
■活性化リンパ球(LAK)療法■
| 1治療あたり | 210,000円(うち消費税10,000円) |
|---|
・採血時に上記費用をお支払い頂きます。
■樹状細胞療法と併用する場合の活性化リンパ球(LAK)療法■
| 1治療あたり | 157,500円(うち消費税7,500円) |
|---|
・樹状細胞療法と併用する場合の活性化リンパ球療法1治療あたりの費用です。
・樹状細胞療法1セットにつき、5回治療分まで、上記費用で治療が受けられます。
■BRM(免疫機能補助)療法■
| 1治療あたり | 21,000円(うち消費税1,000円)~ |
|---|
・樹状細胞療法、活性化リンパ球療法と併用しております。
・治療費は、BMR(免疫機能補助)療法に用いる薬剤の種類、使用量によって異なります。
■メトロノーム化学療法■
| 治療導入費 | 52,500円(うち消費税2,500円) |
|---|
・患者様によって使用する薬剤は異なります。
・治療導入費に薬剤費は含まれていません。薬剤費は別途必要になります。
Q:ミッドランドクリニックのがん治療を途中で止めた場合、キャンセル料は発生しますか? また残った分の治療費は返してもらえますか?
〔回答〕
樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法):
樹状細胞療法(樹状細胞ワクチン療法)は、一回の採血でまとめて1セット分(場合によってはそれ以上)の樹状細胞を培養します。したがって採血後に中止を希望された場合には1セット(5~7回接種)分のキャンセル料が発生します。
通常のがん免疫療法:
活性化リンパ球療法は基本的に一回毎のお支払いになります。培養が開始した時点でキャンセル料が発生します。BRM(免疫機能補助)療法については、その都度のお支払いになりますので、基本的にはキャンセル料は発生しません。
メトロノーム化学療法:
メトロノーム化学療法を始めるにあたって導入費と薬剤費がかかりますが、もし治療を開始した場合は導入費の返金はできません。薬剤費については、お薬が使用されなかった場合は基本的にご返金いたします。
細胞の品質についてのご質問
Q:免疫細胞を処理、培養するとのことですが、ミッドランドクリニックの衛生状態は大丈夫ですか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックでの細胞調整は、医薬品の製造と同レベルの厳しい基準であるGMP基準に準拠し、安全な衛生管理のもと実施しております。
GMP基準とは、WHO(世界保健機構)が規定する、医薬品製造の国際規格基準であり、製造管理・品質管理に関する国際的な標準規格です。
細胞を調整する時に注意しなければならないのは、雑菌の混入や取り違え防止、正確なスケジュール管理です。
ミッドランドクリニックでは、専門のスタッフがGMP基準について理解し、十分に訓練を受け、衛生状態が問題ないよう日々確実に作業をしています。
Q:樹状細胞は培養するのが難しいと聞いています。ミッドランドクリニックの樹状細胞の品質はどうなのでしょうか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックの樹状細胞は、国立大学で長年かけて構築された培養技術・ノウハウをそのまま受け継いでいます。また、それらの培養技術・ノウハウはさらに進歩しています。樹状細胞をはじめとして免疫細胞の品質については、患者様ひとりひとりの細胞を解析し、確かな自信を持って患者様にご提供しています。
用語についてのご質問
Q:樹状細胞(Dendritic cell; DC)とは何ですか?
〔回答〕
樹状細胞は、皮膚や血液中などに存在する免疫細胞です。
名前のとおり、木の枝が伸びたような(樹状様)の細胞表面を持った細胞です。
樹状細胞は、 がん細胞・細菌・ウイルスなど、本来体に存在しないものを察して己の細胞の中に取り込む働きがあります。
このような異物(がんなど)を取り込んだ後、樹状細胞は活性化され、リンパ節などのリンパ組織に移動します。リンパ組織に入った樹状細胞は、組織内で異物(がんなど)に対する免疫をつかさどるT細胞などに対して異物(がんなど)を攻撃するように強力に指令を出します。
がんの免疫についてのご質問
Q:がんと免疫との関係について教えて下さい。
〔回答〕
人間には生まれつき免疫とよばれる働きが備わっており、体の中に侵入した細菌やウイルスなどを、体の中から排除する働きがあります。
予防注射もこの原理を応用したもので、例えば「はしか」の予防注射を行って免疫を獲得すると、その後、「はしか」にかかりにくくなります。
体の免疫機能は、がんの発症や、がんの進展とも密接な関係があります。
体の免疫力が低下した状態、たとえば後天性の免疫不全症候群(エイズ)や臓器移植に伴って生じる免疫抑制状態では、がんがおこりやすくなることが知られています。
がんの治療法としては、外科療法(手術)、化学療法(抗癌剤)、放射線療法が一般的ですが、これとは別に、人間の体に生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、免疫の力を強めたりすることでがんをコントロールしようとすることが試みられています。これはがん免疫療法と呼ばれており、がん樹状細胞療法もこのがん免疫療法に属します。
その他のご質問
Q:ミッドランドクリニックのがん治療を受けている間、健康食品を服用しても大丈夫ですか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックでは、患者様によくフコイダン、メシマコブ、アガリクスといった健康食品を服用していても大丈夫ですか?といった質問を受けることがあります。基本的には、当クリニックのがん治療を受けながらそれらを服用しても問題はございません。しかし、健康食品の中には、人間を対象とした臨床研究によって科学的に検証がなされていないものも多く存在します。例えばアガリクスの場合、動物実験などでそれに含有されているβグルカンの一部に抗がん作用があったことは確認されていますが、人間を対象とした治験による報告はありません。また、健康食品だからといっても多量に服用した場合には、肝障害が発生する危険が指摘されていますので、注意は必要であるといえます。現在服用されている健康食品の内容を当クリニックの医師にお伝えください。
Q:がんの予防にも効果がありますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックのがん治療は、主に進行がんの患者様が対象であり、健康な人のがん予防目的は対象ではありません。ただし、手術後の転移・再発の予防を目的とした場合は対象になります。がんの手術後に残っている可能性のある微小ながん細胞に対してミッドランドクリニックのがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)を行うことにより、がんの転移・再発を防ぐことができる可能性は十分にあります。
Q:いろんな種類のがん免疫療法がありますが、それぞれの療法の科学的な根拠について教えてください。
〔回答〕
ミッドランドクリニックでは、欧米論文で公表されている臨床成績(臨床的有益性)をもとに科学的な根拠に基づいた免疫療法(免疫細胞療法)の使い分けをご提案しております。以下の表は、各々のがん免疫療法と学術実績について表でまとめたものです。樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)が、進行がん・再発がんに対して臨床的に有益であるという報告が欧米論文に多く掲載されています。
|
免疫療法の 欧米論文 実績 |
(樹状細胞がんワクチン療法) |
リンパ球療法 |
|
|---|---|---|---|
|
進行がん 再発がん への使用 |
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|
手術後の 再発予防 への使用 |
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(特に肝がん・肺がん) |
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|
抗がん剤治療の 副作用の 軽減 |
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|
|
| その他 |
|
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|
Q:重粒子線治療と樹状細胞療法(樹状細胞がんワクチン療法)は併用できますか?
〔回答〕
ミッドランドクリニックでは、非侵襲的定位放射線照射という今最も新しい放射線治療とがん樹状細胞療法を併用する治療を実施しております。重粒子線治療との併用も、放射線照射と同様に、重粒子線治療後に樹状細胞療法をはじめとするがん免疫療法を併用することは臨床上有益であると考えられます。
重粒子線治療を行っているまたは行う予定の患者様は、詳しくはミッドランドクリニックの医師にお尋ね下さい。
※重粒子線治療とは
放射線の一種である重粒子線をがんの部分だけに照射してがん細胞をたたく治療です。体内のがんの部分で線量が最大になるため、正常組織への副作用が少ないのが特徴です。肝臓がん、肺がん、子宮がん、骨軟部腫瘍などが治療対象となります。国内では、放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院、兵庫県立粒子線医療センターの施設で治療を受けることが出来ます。
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